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よくあるご質問への回答faq
下関の歯医者「リンク歯科」は開院以来、下関周辺に暮らす多くの患者さんにご来院いただいています。院長が平成17年に歯科医療に従事してからおよそ20年の間に、患者さんから歯科診療に関するさまざまなご質問を受けてまいりました。こちらでは、これまでの診療の中でよくいただくご質問と、その回答をQ&A方式で掲載いたします。ご紹介したご質問以外にも、歯に関するお悩みやお困りのことがございましたら、どんなことでもお気軽に当院にご相談ください。
- 治療は痛くありませんか?
- 痛みの感じ方は一人ひとり異なります。そうした中でも当院では、できるだけ痛くない治療を心がけています。痛みが出そうな場合は、事前に麻酔をし、麻酔の前には表面麻酔をしますのでご安心ください。
- 保険診療と保険外(自費)診療の違いを教えてください
- 保険診療は、簡単にいうと「痛み」「腫れ」「噛めない」などに対して、その苦痛や障害を取り除くために行う治療です。それぞれの治療に関して決まった手順があり使用素材が限定されますが、患者さんの治療費の負担は一部です。
それに対して保険外(自費)診療の場合は、生活に支障のない程度の機能の回復だけでなく、「見た目の美しさ」や「より快適な機能性」を追求することができます。医療費は全額自己負担ですが、新しい技術を使ったり、優れた素材を使ったりすることができるのです。
- 歯科検診にはどれくらいの間隔で行けば良いのですか?
- 治療が終わった患者さんには、3~6ヶ月に一度の検診をおすすめしています。その期間は患者さんのお口の状態に合わせてお伝えします。検診を受けることで、もしお口にトラブルが発生していても、早期発見・早期治療につながりますので、積極的にご活用ください。
- いろいろな説明を詳しくしてもらえますか?
- 当院では患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。カウンセリングルームや診療ユニットに備え付けのモニターなどを活用し、詳しく分かりやすく丁寧にご説明します。ご質問などはお気軽におたずねください。
- 治療にかかる時間はどのくらいですか?
- 初めて来院された際は、精密検査やカウンセリングなどに30分ほどかかります。そのあとの治療時間は、内容により30分から1時間です。複雑な治療(1回に数本の歯を治療する、外科的処置をするなど)の場合には2~3時間かかることもあります。治療前に、だいたいのお時間をお伝えしますのでスケジュールのご調整をお願いします。
- 妊娠中でも治療を受けられますか?
- 妊娠安定期といわれる妊娠4~8か月は、一般的な診療を受けることができます。そのほかの時期も原則的には治療可能ですが、妊娠初期や後期は応急処置程度に抑えることがあります。お口のトラブルがありましたら、まずはご相談ください。その際は、「妊娠中である」「妊娠の可能性がある」などを診療前にお申し出ください。
- 授乳中でも治療を受けられますか?
- 軽いむし歯の治療や軽い歯肉炎などの治療は出産直後の授乳中でも治療可能です。それ以外の痛みや腫れを伴う治療は応急処置にとどめることもあります。診療前には必ず「授乳中である」ことをお知らせください。
- 妊娠中や授乳中にレントゲン撮影を行っても大丈夫ですか?
- はい、大丈夫です。歯科用エックス線写真を1枚撮影するにあたっての被曝線量はわずかなもので、身体に影響する被曝線量の約10万分の1といわれています。またエックス線防護エプロンを着用することで、さらにその10分の1~100分の1(つまり100万分の1~1,000万分の1)に抑えることができます。そのため妊娠中や授乳中にレントゲン撮影を行っても心配にはおよびません。
※とはいえ、気になる方は診療前に、妊娠中である、妊娠の可能性がある、授乳中である旨をお申し出ください。
- 神経を取った歯が痛むのですが、どうしてですか?
- 治療後に歯やお口の中が痛む原因はさまざまなものが考えられます。治療した歯が細菌感染していたり、歯周組織が炎症を起こしていたりすると痛むことがあります。神経を取った歯でも痛みや違和感がありましたら、お早めにご相談ください。
- 親知らずは抜かないといけないのですか?
- まわりの歯に負担をかけていない健康な歯の場合は抜く必要はありません。「むし歯がある」「まわりの歯を押している」「痛みがある」などの場合は抜歯をすることがあります。お口の状況により処置が異なりますので、まずはご相談ください。
- 毎日ブラッシングしているのに、むし歯になるのはどうしてですか?
- 丁寧にブラッシングをしているつもりでも、なかなかすべての汚れを落とすことはできません。みがきにくい部分に汚れがたまり、むし歯になることがあるのです。当院では患者さん一人ひとりに合ったブラッシングの仕方を指導しています。ご自宅でも同じ要領で実践して、ぜひむし歯予防につなげてください。
- すきっ歯が気になります。矯正治療をするしかありませんか?
- 前歯に大きなすき間がある場合を除き、「すきっ歯」はダイレクトボンディング(レジンで歯の形を変える処置)によって改善することができるかもしれません。まずは一度、ご相談ください。
- ホワイトニングは痛くないですか?
- ホームホワイトニングもオフィスホワイトニングも、一時的に「歯がしみる」と感じる方がいらっしゃいますが、短時間で緩和することがほとんどです。敏感な方でも知覚過敏専用の歯みがき剤などにより十分にコントロールできますのでご安心ください。
- インプラント治療での治癒期間はどのくらいですか?
- 埋め込むインプラントの種類、本数、手術方法、下顎か上顎かなど、お口の状態や症例により治癒期間は異なります。平均的には3ヶ月ほど、またはそれ以上です。
医療費控除についてfaq
医療費は医療機関や歯医者を受診したときにかかる費用です。複雑な治療や大きな手術を受けたり、通院回数が増えたりすれば、年間の治療費は大きな額となることでしょう。実はその治療費が、手続きをすることで一部が返還される「医療費控除」という制度があるのをご存知でしょうか。こちらでは、医療費控除の仕組みや控除を受けるコツをご紹介します。
医療費控除制度
本人または家族が支払った1年分(1月から12月まで)の医療費の合計が10万円を超える場合、確定申告をすると税金の還付が受けられます。これが医療費控除制度です。この際の「家族」とは家計をひとつにする人を指します。
計算式
医療控除額は次の計算式で求めることができます。
(1年間に支払った医療費)-(保険金などで補てんされる金額)-(10万円または所得金額の5%のどちらか少ない金額)=医療費控除額
医療費控除額の最高限度は200万円です。また10万円を超えた医療費の全額が戻ってくるわけではありません。
医療費控除の対象となる歯科治療
医療費控除の対象となる歯科治療は、予防関連(歯科検診など)と成人歯科矯正を除くほとんどの保険外診療(自費診療)です。
~医療費控除の対象となる歯科治療~
- インプラント治療
- 保険外診療の被せもの(クラウン)や入れ歯
- 矯正治療(審美・美容目的の矯正治療は除く)
- エムドゲインや骨移植などの治療
- バス代や電車代などの通院費(自家用車のガソリン代は除く) など
医療費控除のコツ
所得の多い人が申請することをおすすめします
医療費控除を申請する場合は、家族の中で所得の多い人が申請を行ったほうが高い節税効果が得られます。これは、日本では所得が高いほど所得税率が高いからです。たとえば100万円の医療費を払って医療費控除を受けた場合、税率が10%の場合には10万円の節税ですが、税率30%の方が申請すれば30万円の節税です。
5年以内はさかのぼれます
医療費控除の申請を忘れてしまった場合でも、申請書類がそろっていて5年以内であれば申請を行えます。
~申請手続きについて~
医療費控除の申請は、確定申告時(2/16~3/15)に所轄税務署で行ってください。その際に必要なのは次の通りです。
- 家族全員の年間(1/1~12/31)の医療費の領収書
- 交通費のメモ(氏名、理由、日付、交通機関を明記)
- 印鑑
- 給与所得者の源泉徴収票
医療費控除についてさらに詳しく知りたい方は、最寄りの役所の税金相談課または税務署にお問い合わせください。